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巨樹を巡る旅は楽しい   

2011年 09月 29日

地球上の命あるものの中で、最も長く生きるものは植物であり、最も巨大化するのも植物である。高さが100Mを超えて聳える樹、重さ2000トンにもなると言う樹が存在する。千年、二千年、三千年と生きつずける樹は世界中に、いや、日本にもたくさん存在する。それほど長くいきつずけると、巨大化し、老壮を呈してくる。その姿は雄大でダイナミックで、生命の尊厳を感じさせ、時には悲壮感すら感じさせる樹もある。まじかで巨大さに圧倒されながら、できることなら樹の幹に直接触れながら、生命の尊厳を、精霊の放つオーラを感じ取りたいと願いつつ、巨樹探訪の旅をこれからもつずけてゆきたい。

# by g-akasyoubin | 2011-09-29 22:56 | 巨樹探訪の旅

大王杉   

2011年 09月 29日

屋久島 2006年6月1日
縄文杉への登山ルートには、たくさんの屋久杉があるが、地元では屋久杉というのは、樹齢千年以上の木を言うのであり、江戸時代に植えられた木は小杉と言うらしい。小杉といってもすでに大木に育っており、一本一本の存在感は堂々たる物で、さすが屋久杉の森だなー、というのが歩きながらの実感だった。そんな深い屋久杉の森の中にあって、この大王杉は樹齢3000年といわれ、雄大な姿は縄文杉に勝るとも劣らない。この先さらに千年も二千年も生き抜いていくであろうとおもわせる、力強さをこの木は感じさせる。
大王杉_d0163426_22253044.jpg

# by g-akasyoubin | 2011-09-29 22:25 | 巨樹探訪の旅

縄文杉   

2011年 09月 28日

屋久島 2006年6月1日
娘宛に届いた旅行案内書は、縄文杉登山ツアーだったので、思わず飛びついてしまった。
大阪からフェリーで屋久島へ、そして延々と歩いてたどり着いた縄文杉は、さすがに日本一の名木だけあって、何度も写真でその美しさは観ているのだが、本物をまじかでみると、その存在感の強さというか、魔物に魅入られたように、縄文杉の魔力に引き込まれていくような感じすらする。美しさ以上に神々しさを感じた。
縄文杉_d0163426_20435394.jpg

# by g-akasyoubin | 2011-09-28 20:44 | 巨樹探訪の旅

醍醐桜   

2011年 09月 28日

岡山県 2006年4月19日 樹齢700年 幹周り7.1M 樹高18M
川棚のクスの森、恩徳寺の結びイブキと見て、次に大平桜を見るために、山の中の細い細い、車一台しか通れない山道を、曲がりくねりながらたどり着いた大平桜は、すでに花は終わり葉桜だった。見たいと思っていた桜が見れなかったので、次の予定を変更して、少し遠いのだが醍醐桜を見ることにした。高速道路を何時間も走り、さらに細い山道を延々と登ってたどり着いた山の上に、堂々たる巨大な桜が、見事な満開で迎えてくれた。地元の人は、この桜こそ日本一と自慢するのだが、日本一の掛け声に恥じない見事な桜だった。
醍醐桜_d0163426_20183472.jpg

# by g-akasyoubin | 2011-09-28 20:20 | 巨樹探訪の旅

恩徳寺の結びイブキ   

2011年 09月 28日

山口県 2006年4月18日 樹齢450年 幹周り2.9M 樹高6M 国指定天然記念物
川棚のクスの森からさほど遠くないところに、この木がある。けっして巨木ではない。こじんまりした、どちらかといえば小さな樹が、お寺の境内にちょこんと生えている。そんな印象なのだが、天然記念物に指定されるだけのことはあって、その枝の絡み具合がすさまじい。荒縄を二重、三重に結んだように絡み合い、よくもこんなにこんがらがったものだと、ただただ感心したりあきれたりであった。
恩徳寺の結びイブキ_d0163426_1954112.jpg

# by g-akasyoubin | 2011-09-28 19:54 | 巨樹探訪の旅